水の町 郡上八幡

先日、水の町 郡上八幡へ行ってきました。郡上八幡長良川の上流に位置し、奥美濃の山々から流れ出た吉田川、小駄良川など三つの川が合流するところにあります。 
 郡上八幡を流れる三つの川と町の中を流れる小さな用水はどこも綺麗で、川底の石が数えられるほど透きとおった水の流れの中に天然のアマゴや鮎、鯉が泳いでいたり、民家の裏手の流れには、冷やされたスイカやオトリに使う鮎が籠に入れてあったりする光景が見られました。
 町の中には、「日本名水百選」の第一号に認定された宗祇水と呼ばれる有名な湧き水もあります。
 近年有名になった高さ12mの新橋から吉田川清流への飛び込みですが、昔から郡上八幡に生まれた子供たちにとっては、ひとつの通過儀礼のようなものだそうです。
 長い歴史の中で郡上の人々によって育まれた清流の文化は、郡上八幡の貴重な遺産になっています。
 こうした自然を大切にする気持ちを忘れずにしていきたいものです。(小)